保育所等訪問支援の多機能 メリット・デメリット

今回は、児童発達支援や放課後等デイサービスと、保育所等訪問支援の「多機能型事業所」として運営する場合に、メリット・デメリットをまとめました。

メリット

✅ 人員や管理の効率化
人員配置の兼務により、柔軟な配置や業務効率の強化を図ることができます。

✅ 包括的な支援が可能
保育所等訪問支援の併用により、訪問先での集団生活の様子を見て、
個々のニーズに合わせた支援の提供に取り組むことができます。

保護者と施設の連携
保護者と施設スタッフが連携しやすくなることで、
家族支援につなげることができます。

✅ 事業収入の安定化
保育所等訪問があることで、放課後等デイサービスや児童発達支援への
利用ニーズにつなげることができます。

✅ 地域連携の強化
訪問先との関係性が深まり、相談支援の流れが強化されることもあります。
また、切れ目のない一貫した支援提供の構築を図ることができます。

 

デメリット

✅ 人員配置の複雑化
配置基準を理解した上で、シフトの組み合わせが必要。

✅ 書類の煩雑化
報酬体系・支援記録・個別支援計画関係など、それぞれサービスの管理が必要です。

✅ 訪問支援の実施難易度
保育所等訪問支援は訪問先との連携や理解が不可欠。
調整や関係構築に時間がかかる場合があります。

 

上手に活用すれば、保育所等訪問支援は、こどもや保護者、事業運営においても、効果的なものになります。
人員管理や書類対応の複雑さ、訪問先との調整の難しさなど、運営には工夫と制度理解が必要ですが、丁寧に取り組むことで、より実りある支援を目指すことが期待できます。

 

🔻保育所等訪問支援ガイドラインも合わせて参照ください🔻
https://www.cfa.go.jp/policies/shougaijishien/shisaku/guideline_tebiki#h2_free1

🔻保育所等訪問支援の解説記事🔻
https://fukufuru.net/wp/news/%e4%bf%9d%e8%82%b2%e6%89%80%e7%ad%89%e8%a8%aa%e5%95%8f%e6%94%af%e6%8f%b4%e3%80%80%e3%81%be%e3%82%8b%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%8a%e8%a7%a3%e8%aa%ac/

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